スピリチュアリズム点字文庫
本文開始
霊は実在する、しかし―真贋乱舞の中で
- 書名
- 霊は実在する、しかし―真贋乱舞の中で
- 著者
- 近藤 千雄
この本の紹介
興味本位の心霊ばなしが横行している。真の心霊世界への開眼は、人生を大きく揺さぶり起こす活力源でなければならない。間違いだらけの心霊常識を告発し、真のスピリチュアリズムを力説。
発行元及び発売日
- 発行
- 潮文社
- 発売日
- 2000年5月
目次
スピリチュアリズム史上の重要人物
- W・クルックス
- A・R・ウォーレス
- オリバー・D・ロッジ
- F・W・マイヤース
- W・T・ステッド
- W・S・モーゼス
- 浅野和三郎
- 間部詮敦
まえがき
一章 霊は実在する。しかし……
〈1〉 霊にも身体がある
- “霊を供養する”というが
- 日本人の脳の特徴
- 心霊学の基礎知識が大切
- 心霊現象を研究した学者たち
- 心霊研究のはじまり
- “霊媒”は霊界と地上界の中継役
- 霊にも身体がある
〈2〉 霊にも仕事がある
- 食べるために働くのは地上界だけ
- 霊的資質は無限にある
- 芸術の花咲く世界
〈3〉 霊もすべてを知っているわけではない
- 霊体にも“死”がある
- 究極のことは誰にも分からない
- 霊界の下層界ほど地上界とコンタクトしやすい
- 大言壮語する霊はマユツバもの
二章 地獄・極楽はある。しかし……
〈1〉 極楽は死後の“一時休憩所”
- 人間も肉体をたずさえた“霊”である
- 今いるところがそのまま霊界となる
- 調整のための中間境
〈2〉 “永遠の地獄”は存在しない
- 地獄は魂の不健康状態の反映
- 因果律と親和力の法則
〈3〉 暗黒界も神の支配下にある
- 極悪人にも向上の道が開かれている
- 地獄の道づれにしようとする霊たち
- “魔がさす”のは邪霊の仕わざ
三章 生まれ変わりはある。しかし……
〈1〉 輪廻転生説は単純すぎる
- 根づよい再生思想
- 再生問題に“証拠”は何一つない
- 催眠術による過去世調査は危険
- 潜在的願望の恐ろしさ
〈2〉 今の自分がそっくり再生するのではない
- 地上的人物像と霊的自我は別もの
- 地上だけが再生の場ではない
四章 心霊写真はある。しかし……
〈1〉 写っているのが霊そのものとはかぎらない
- 最も新しい心霊現象
- 保存できる唯一の物的証拠
- 写っているのが霊そのものの姿であるとはかぎらない
- アルフレッド・ウォーレスの実験
〈2〉 生者の心霊写真もある
- ステイントン・モーゼスの体験
- 幽体離脱(体外遊離)のケースもある
- エクトプラズムという特殊物質の存在
- 気味悪がったり不吉に思ったりするのは禁物
五章 奇跡的治療はある。しかし……
〈1〉 奇跡的と思える治癒にも法則がある
- 即座に治るばかりが奇跡ではない
- ハリー・エドワーズによる治病統計
- すべての病気が治るわけではない
〈2〉 すべてが“霊”的に治っているわけではない
- サイキック・ヒーリング
- スピリチュアル・ヒーリング
- カルマの存在
- 遠隔治療(不在治療)とは
- 念は生きものである
- 霊体を手術する
六章 霊能力はすばらしい。しかし……
〈1〉 霊能力があるから偉いわけではない
- 霊能力は誰にでも潜在している
- 使い道を誤ると危険
- 本ものの霊能者は法外な金銭を取らない
〈2〉 真の霊能者は宗派を作らない
- イエスはキリスト教の教祖ではない
- イエスの本当の偉大さ
- 教会の前身は交霊会だった
- バイブルは改ざんされている
- 宗教は組織化すると堕落する
〈3〉 模範とすべき霊覚者たち
- 恩師・間部〈まなべ〉詮敦〈あきあつ〉
- モーリス・バーバネル
- ジェラルディン・カミンズ
- ジョージ・オーエン
七章 背後霊はどういうことをするのか
〈1〉 守護霊の仕事
- “守護”ということの意味
- 守護霊も全知全能ではない
- 自由意志の問題
- カルマの問題
〈2〉 指導霊の仕事
- 一般人の場合
- 霊媒の場合
- モーゼスの背後霊団
- 指導霊の入れ代わり
〈3〉 支配霊の仕事
- 霊媒の専属支配霊
- 通信霊
八章 スピリチュアリズムのすすめ
〈1〉 スピリチュアリズムは人類の歴史とともにあった
- “スピリチュアリズム”は便宜上の名称
- 存在意義を失っているS・P・R
- 心霊学はスピリチュアリズムの科学的基盤
〈2〉 スピリチュアリズムは大自然の摂理そのものである
- 大自然そのものが一大心霊現象
- 生命の発生に“光”は禁物
- 森羅万象は霊の物的顕現
- 物的宇宙創造の目的は“霊性の進化”
〈3〉 かんながらの思想は日本のスピリチュアリズム
- 浅野和三郎の功績
- 英国スピリチェアリスト連盟の綱領
- 米国スピリチュアリスト連盟の信条
- 浅野和三郎の卓見
- 模範はすぐ足もとにあった
- 霊的啓示は時代に即応したものが授けられる
あとがき
- 点訳データ
- 全2巻(310ページ)
- ダウンロード 霊は実在する、しかし―真贋乱舞の中で(jichuzai.zip)
本文終了
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